2025年11月22日
今週の活動
- Overleafによる論文執筆環境の構築
- これまでに利用されていたLaTeXテンプレートをOverleaf用に修正
- 変更点
- ドキュメントクラスの変更
- 変更前:
\documentclass[12pt,a4paper,dvipdfmx]{jreport}
- 変更後:
\documentclass[12pt,a4paper]{ltjsreport}
jreportはpLaTeX専用のクラスファイル
- 近年ではLuaLaTeXのサポートが充実しているため、LuaLaTeX専用のクラスファイルである
ltjsreportに変更
- pLaTeXからLuaLaTeXに移行したため、TeXファイルから直接PDFファイルを生成できるようになった
- TeXファイルからDVIファイルを経由してPDFファイルを生成するオプションである
dvipdfmxの指定が不要になったため、そのオプションを削除
- フォントパッケージの変更
- 変更前:
\usepackage{times}
- 変更後:
\usepackage{fontspec}
timesはTime系フォントを追加するための、古いLaTeX環境向けのパッケージ
- LuaLaTeXにおいては標準的なフォント管理パッケージとして
fontspecが使用される
- そのため、
timesをfontspecに変更
得られた成果
直面した課題
- フォント管理パッケージを変更したため、一部のフォントが変更された可能性がある
- 適宜レイアウトを確認し、和文フォントや欧文フォントを変更
来週の計画